NEW・SSおすすめの一冊

住宅・エネルギー等に関して読んで欲しい一冊を紹介していきます。

桁上断熱もいいかも

以前、天井断熱か?屋根断熱か?、どちらがいいかを選択するなら

屋根断熱を選ぶと書いた。

では、桁上断熱か?天井断熱か?、

メンテナンスのことを考えると桁上断熱の方がいい。

電気配線やダウンライトなどのことを考えても桁上断熱。

施主様の要望で桁上断熱を施工させてもらえたけど

いい経験になりました。

ありがとうございました。

 

 

 

断熱改修して思うこと

22年経過した「2×4住宅」の断熱改修をして感じたことを素直に報告したい。

既存のグラスウールを撤去して

22年経過している割には、グラスウールの状態は良い。(防湿層は外と内と両側に施している。だからかな?)

ただ、施工のバラつきは見られるけど。(すべての箇所をきっちり施工するのは

難しいだろうな~。グラスウールだと限界があるようだ。)

窓の性能が悪いため温度変化の激しい窓上にはカビの発生がある。(結露が原因?)

気密ボックスを使用していないので、電気コンセントのある箇所の廻りにカビが発生している。(電気配線廻りの防湿施工不良が原因)

外壁面材の木毛セメント板は、問題ない。

結論は、「グラスウールが悪いわけではなく、施工が悪いだけ。でも完璧に施工するには、断熱・気密・水蒸気のことを理解している人が施工しなければ難しい。そして、断熱施工後に断熱を傷つけた設備屋さんや電気屋さんがその箇所を補修すること。」

セルロースファイバーなら防湿層は不要だから心配はないけどね!

 

 

 

寒い部屋と心筋梗塞

本日の朝日新聞より

奈良県立医大:「室温が低い部屋で長時間過ごしている人は血液をかためる

血小板が多くなり、心筋梗塞などを起こす危険が増す。」と発表。

対策として「暖房費を節約しようと、寒くても我慢しようとする高齢者がいるかもしれない。でも、長く過ごす部屋だけでも暖かくすれば、脳梗塞心筋梗塞を防げる可能性がある。」と話す。

これだけを読むと「1部屋断熱改修」も、ありかな?と思う。

でも、部屋間のヒートショックを考えるとどうかな?

家中、どこに行っても同じ温度が理想。

家全体の断熱改修は高額になるしなあ~。

断熱改修の提案も、十人十色でするべきなんだろうな。

 

穴をふさいで完了!

セルロースファイバーを吹き込んだ後、穴をふさいで断熱改修は完了です。

石膏ボードを取り外すことなく断熱改修ができるので、工事費用は安価に

できて、効果は新築並み。

これならクロスの張り替え時に、断熱改修もできるんです!

セルロースファイバーが断熱リフォームに向いていることがわかって

もらえましたか?

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