断熱改修して思うこと
22年経過した「2×4住宅」の断熱改修をして感じたことを素直に報告したい。
既存のグラスウールを撤去して
22年経過している割には、グラスウールの状態は良い。(防湿層は外と内と両側に施している。だからかな?)
ただ、施工のバラつきは見られるけど。(すべての箇所をきっちり施工するのは
難しいだろうな~。グラスウールだと限界があるようだ。)
窓の性能が悪いため温度変化の激しい窓上にはカビの発生がある。(結露が原因?)
気密ボックスを使用していないので、電気コンセントのある箇所の廻りにカビが発生している。(電気配線廻りの防湿施工不良が原因)
外壁面材の木毛セメント板は、問題ない。
結論は、「グラスウールが悪いわけではなく、施工が悪いだけ。でも完璧に施工するには、断熱・気密・水蒸気のことを理解している人が施工しなければ難しい。そして、断熱施工後に断熱を傷つけた設備屋さんや電気屋さんがその箇所を補修すること。」
セルロースファイバーなら防湿層は不要だから心配はないけどね!