屋根なり断熱施工のススメ
屋根なり断熱か、天井断熱か?
どちらがいいか?
セルロースファイバーの場合
屋根なりは、シートを貼る分お金がかかる。でも、吹き込む密度は50~55Kになるので、吹き込む厚さは保証される。夏向き:通気層と遮熱を組み合わせると最高です。
施工してる最中に、はっきりとわかる。ロフトが暑くない!これ本当です。
天井断熱は、基本セルロースファイバーを吹き積もらせることになる。吹き込む密度は
22~25Kになるので、3年で20%ほど沈下すると予想される。だから、吹き積もらせる
時にあらかじめ20%は厚くしておく。(例:200㎜で契約すると250㎜で施工する)
価格は、屋根なりよりも安価にできる。冬向き
個人的には、屋根なりをお奨めしている。(予算があえば・・・)
断熱施工のどこを見てるの?
断熱施工した後、見学に来る設計士がいるが、「いったいどこを見てるの?」と思う時がある。施工した壁の真ん中あたりを触って、おしまい。??? 質問なし。
「なんだかな~」
まず、断熱の連続性を見るんだよ!床と壁の取り合い部・壁と天井の取り合い部、
どうやって連続させているか?
次に断熱の欠損があるか?を探すんだよ!
コンセント裏や、コンセントのすぐ下、配管廻り、窓枠の隙間など。
断熱材を施工しづらい部分を重点に。
そして床下の気流をどうやって止めようとしているか?
最後に、断熱の持続性はどうか?
そんなところを注意して見学してくださいね。