NEW・SSおすすめの一冊

住宅・エネルギー等に関して読んで欲しい一冊を紹介していきます。

セルロースファイバー:天井断熱で吹き増しする理由

 

今回の天井断熱の契約は、200㎜

なぜ250㎜で吹き増しするのか?

その理由がこれ☟

f:id:new-ss:20151110180540j:plain

硝子繊維協会のホームページより抜枠したもの

スウェーデン国立研究所調査レポート ASTM STP1030 P234)

セルロースファイバー25㎏/㎥で吹き積もらせると、3年で20%程沈下する』という

データです。(よく見つけてきますね。硝子繊維協会さん 参考になります!)

250×0.8=200 だから250㎜で50㎜を吹き増している。

最終的に200㎜程で落ち着くだろうと予測しているのです。

(おそらく同業他社も同じようにしているだろうと思います)

天井も床下と同じようにサンドウィッチ式で密度を55㎏/㎥で施工することもあるのですが、手間がかかる分、価格に反映されるので予算的に余裕がないとやらない。

本当はサンドウィッチ式がベストだけどね・・・

当然、断熱性能は上のグラフとほぼ同じようになりますが。

このように天井断熱の場合は2通りの施工方法があるのです。

「あなたなら、どちらを選びますか?」