住宅の性能と自分の体感を合わせる
断熱性能をどこまで求めるか?
一応、省エネ基準はあるが、それでいいの?と思ってしまう。
そもそも設計者があまり気にしていない・・・ような気がする。
省エネ基準クリアーしているからいいんじゃない、みたいな。
等級4でもピンきりなんですよ!
住まい手に快適空間を提供するにはどうしたらいい?
それには設計者が、『住宅の性能と自分の体感を合わせる必要がある。』と思う。
まずはソフト上でシミュレーション。
その数値と実際の体感をすり合わせる。
例えば今回の完成見学会で見てみよう。
住宅のシミュレーションはこうだ☟
このUA値:0.44が立地している場所でどれだけの性能なのかを体感する。
その感覚を室温と外気温の差など、色々な数値として捉える。
感覚の曖昧さを数値にして明確にする。
誰もがわかる数値にして『見える化』しておく。
その積み重ねがあって初めて断熱性能はこれだというものが出来る。
プロとして身に付けるべきスキルだと思う。