エネルギー問題に効くデザイン
エネルギー問題に効くデザイン: ワークショップから生まれた、日本を元気にするアイデア
- 作者: 永井一史 + 30人の若手デザイナーたち
- 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
- 発売日: 2012/04/05
- メディア: 単行本
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本文より抜枠 原文ママ
温度で色が変わる壁
この壁は、触ると紙の色が変化したり、お湯を注ぐとカップの柄が変わったりする
感温印刷の技術を応用し、温度によって色が変化するインキを塗装に用いる。
このインキは変化する色を選べるので、壁の色は、寒い日はあたたかみのあるイエローに、暑い日は清涼感のあるブルーに変化するようにする。
感温印刷は色が変化する温度も任意に設定できる。環境省が温室効果ガス削減のために推奨している室温、冬20℃、夏28℃の温度に合わせて、20℃以下でイエローに、28℃以上でブルーに変わるようにする。また、20℃から28℃の間、つまり
冷暖房を必要としない室温のゾーンは、体感温度を左右する必要がないため、壁色を
ニュートラルな白になるよう設定する。
コンセントの向こう側
目に見えない「コンセントの向こう側」をアイコン化することで、私たちがこれから
使うエネルギーについて、それが何で作られているのかを意識し、さまざまなエネルギーについて学ぶきっかけをつくり、そして自ら「未来のエネルギー」について考えるためのものである。
2016年4月から電力自由化が始まる。自分で電力会社を選べるわけです。
本中のデザインは載せれないので、私がアレンジしたデザインを見てください。
「コンセントの向こう側」を考えて電力会社を選べということです。
あなたはどこにコンセントをさしますか?
最後に、私なりに節約スイッチをデザインしてみました。
どうですか?押すのをためらうでしょう!
デザインの新たな発見でした。