時間のデザイン①
以前、住宅の設計は「時間のデザイン」である、という事を書いた。
もう一度、「時間のデザイン」を考えてみたい。
まず、家を建てる年齢から見てみよう。
平均して、40歳前後で家を購入している。住宅ローンの関係上妥当なところですね。
寿命が80歳としても、40年はその家で住むことになる。
家を建てる時の目線は、おそらく40歳の目線。
頭も体も元気な状態。
でも、悲しいかな人間は年齢とともに全ての面で老いるんですね。
ヒートショックや熱中症の患者の多くは65歳以上のお年寄りです。
お年寄りにとって家は安心して生活できる場所であるべきです。
その家が凶器になっているとしたら悲劇でしかありません。
少なくとも65歳目線で家を造って欲しいものです。
自ずと優先事項は、「健康面」になるのでは!?
やっぱり断熱が大切だと、わかってもらえるはず。
そう思っているのは私だけかな?