スマート&スリム未来都市構想 村上 周三
スマート&スリム未来都市構想―環境負荷の削減と環境品質の向上を求めて
- 作者: 村上周三
- 出版社/メーカー: エネルギーフォーラム
- 発売日: 2012/09
- メディア: 単行本
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「スマート化」と「スリム化」をキーワードに、地球環境の持続可能性確保と、
人類が人間的生活を営むことができる「環境品質」の向上を、建築と都市の在り方
を通して展望する:帯タイトルは、難しそうな内容ですが、住宅の断熱に関する
記述は、弊社のホームページに引用させてもらいました。
- 断熱施工は、EB(エナジー・ベネフィット);省エネの便益
- NEB(ノン・エナジー・ベネフィット);省エネ以外の便益
の2点のメリットがある。特にこれからは、NEBの価値をもっと訴求していこう
と考えております。セルロースファイバー断熱は、このNEBが他の断熱材に比べて
多いことが特徴になります。
また、この本で初めてヴァナキュラー住宅という言葉に出会いました。
ヴァナキュラー住宅とは、地域固有の気候、風土に適応して設計し、地場の材料を
用いて建設された伝統的建築物を指す。
以前紹介した微気候デザインに通ずる家造りは、日本だけではなく、世界各国で
取り入れられていることに、改めて気付かされました。