NEW・SSおすすめの一冊

住宅・エネルギー等に関して読んで欲しい一冊を紹介していきます。

住む人が健康になる「本物の家」の建て方     嘉村 正彦

住む人が健康になる「本物の家」の建て方 (小学館101新書 149)

住む人が健康になる「本物の家」の建て方 (小学館101新書 149)

子や孫の代まで長く住める[マイホーム]を建てたいと考えている人、必読の「家づくり」の教科書: 読んでいて、「その通り!」と頷く箇所が多かったです。特に、断熱材の考え方や、セルロースファイバーに関する記述など共感のできる内容です。本の構成もバランスよく、読みやすいです。

NEW・SSの助言②

断熱施工専門会社は、何を考えて施工しているのか?」

究極の目的は、設計者が計算した通りの断熱性能を、長期間維持すること。そのためにどう施工するかを、考えています。弊社の場合は、セルロースファイバー断熱の施工ですから、その素材の持つ特徴を、正確に理解した施工を行うこと。

現場では、1.施工部位を連続させる(水平部と垂直部):気流も止める

     2.隙間をなくす(断熱欠損をなくす)

     3.静止空気を確保しつつ、沈下させない(断熱性能の確保と維持)

     4.均一な断熱層の形成(施工部位のバラツキをなくす)

以上の4点に、注意して現場施工を行っております。